今日は、系統進化の舘田先生や、学部3年生の先輩とそれぞれ、研究者になることや、研究、将来についてのお話をする機会があった。

個人的に幸せに感じていることに、自分の周りには今現在、生物学の研究者を志している人が多い。研究者になるということは、全然楽では無く、いばらの道であるのは間違いない。それでも、自分の決めたことだし、少なくとも、今一番やりたい生き方であるから、なんとしてもなりたい。

話の中で、今、博士号取得者に求められることや、研究にあたり一つの戦略として重要なこととして、「汎用力の高さ」が挙げられた。

自分の芯となる得意分野を持ちつつも、その学んだ手法や、考え方をまったく関係のないような他の分野で活かせる能力、全く関係のないような分野の考え方を、自分のフィールドで活かす能力。そういう点で、他の人とは違った研究のアプローチをすることができたら良いと思う。