信州大・小松さんのご講演

今日は、箱崎キャンパスにある九州大学総合研究博物館で、現在行われている展示「アリの巣の生きもの」のイベントとして、信州大学の小松貴さんによる「東南アジアに見られるアリと植物の不思議な関係」と題した講演が行われた。

小松さんの講演は何回か聞く機会に恵まれ、毎回大変楽しい講演をされている。今回も、素敵な衣装で大変ウィットに富んだお話をされていた。分類上遠い関係にある生物同士の密接かつ複雑な相互作用によって生活が成り立っているという事を改めて認識することができ、東南アジアの生物多様性にしみじみと感動した。

講演後には、小松さんが撮影されたお写真の上映会もあり、素敵な好蟻性昆虫は、まさに垂涎ものであった。

展示及び講演会には、私のブログを読んでいただいているという方がいらっしゃっており、大変驚いた。こんなブログを読んでいただき、ありがとうございます。

また、展示そのものも素晴らしく、美しい写真、読んで楽しい解説で、是非来年も続けていってほしいと願った。関係者のみなさまには頭が下がる。8月31日まで行われているということで、まだ間に合うので、行っていない方は必見だと思う。